RULe
2015-03-03 21:30
カテゴリ: コトノハ
忘れそうになる
時々、
そう時々
忘れてしまっている
私の王様は私だけ
「私ばっかり」なんて思う自分は
光の向こうに溶かして消した
稚さの欠片を尻尾のようにぶら下げて
何処まで行くのだろう
挫けても砕かれても
唇に魂を乗せて
それでも歩いてゆく
お前の名は
懐かしい記号に変えられて
想い出の中に沈み込む
それが王様の望み
王様が決めること
誰にも何にも
譲らないこと
時々、
そう時々
忘れてしまっている
私の王様は私だけ
「私ばっかり」なんて思う自分は
光の向こうに溶かして消した
稚さの欠片を尻尾のようにぶら下げて
何処まで行くのだろう
挫けても砕かれても
唇に魂を乗せて
それでも歩いてゆく
お前の名は
懐かしい記号に変えられて
想い出の中に沈み込む
それが王様の望み
王様が決めること
誰にも何にも
譲らないこと